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栄養素名 効果など 多く含む食品 健康食品
カゼイン 牛乳タンパクの約80%を占める成分で、大変栄養価の高い良質のタンバク質です。カゼインは体内で各種のペプチドに分解されてさまざまな働きをします。消化管の機能調整、腸の蠕動抑制のほか、カルシウムの吸収を促進して、血圧を下げ高血圧症を予防、また免疫活性を高めるなどの効果もあって、体の土台作りに役立ちます。また、肉体的な苦痛を癒し、神経症の改善にも働きます。 牛乳
(牛乳に含まれる脂肪やコレステロールが
気になる人は、低脂肪タイプの牛乳やヨー
グルト、スキムミルクなどがおすすめです。
ビタミンDを多く含む食品といっしょにとると
効果がアップします。)
  
カテキン 緑茶の渋味成分です。抗酸化作用を示し、活性酸素の害を防ぐので、発ガン、老化、動脈硬化を抑制する効果があります。また、細菌の増殖を防ぐ作用や抗毒素作用もあります。中でも、胃炎や胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリという細菌が死滅することが認められています。ピロリ菌は狭心症や心筋梗塞との関連が大きいことも知られています。またこの抗菌・抗毒素作用によって感染性の下痢やまた、虫歯の予防にも効果が認められています。また、血中のコレステロールや脂質を取り除いて血行をよくし血圧を低下させたり、脳血管障害、脳血管性痴呆も予防できる可能性があります。 緑茶(煎茶、番茶、玄米茶、玉露、抹茶、
茎茶)
一日10杯くらいが目安です。
  
カプサイシン 唐がらしの辛味成分です。体内では中枢神経を刺激してホルモンの分泌を促進させるので、エネルギーの代謝が盛んになり体内の貯蔵脂肪の分解が進みます。これにより肥満防止、老化防止、強精に効果があるとされます。他に、胃腸内の殺菌作用、食欲増進、健胃作用もあるとされています。 唐がらし   
カリウム カリウムはナトリウムと協力して細胞内外液の物質交換に作用し、心筋などの筋肉の収縮をスムーズにします。これらの働きを円滑に保つには、カリウムとナトリウムの濃度差が一定である必要があります。ナトリウムの過剰に対し、カリウムの摂取量が少ないと高血圧を招きます。また、カリウムは、腎臓の老廃物の排泄を促進したり、筋肉でのエネルギー生産にも関わっています。カリウムが不足する原因として、他に、夏に汗とともに失われたり、食塩の過剰摂取でナトリウムとともに排出されたり、アルコールや甘いものもカリウムを減らします。 一日の所要量2000mg
干し柿(70g中574mg)、
トマトジュース(195g中507mg)、
アボガド(70g中504mg)、
さつまいも(100g中460mg)、
いんげん豆(30g中450mg)、
やまのいも(80g中440mg)、
干しひじき(10中440mg)、
かつお(100g中410mg)、
かじき(80g中392mg)、
さわら(80g中392)、
バナナ(100g中390mg)、
干しあんず(30g中390mg)
  
カルシウム 体内のカルシウムの99%は骨や歯に存在し、骨格や歯のエナメル質の主成分となって体を支えています。残りの1%は神経や筋肉、血液にあって、精神安定剤のような働きをしたり筋肉の収縮を円滑にして心臓の鼓動を規則正しく保つ、血液の凝固作用を促進するなど、重要な作用を担っています。不足すると、骨折しやすくなったり、高血圧、動脈硬化、糖尿病、痴呆症などの誘因にもなります。 さけの骨(45g中900mg)、
わかさぎ3尾(80g中600mg)、
いわしの丸干し3尾(40g中560mg)、
田作り(30g中450mg)、
ヨーグルト(210g中231mg)、
スキムミルク(20g中220mg)、
煮干し(10g中220mg)、
牛乳(210g中210mg)、
小松菜(70g中203mg)、
干しえび(10g中200mg)
  
キシリトール 虫歯の原因となる酸を作らない天然素材の新しい甘味料。虫歯菌の活性を弱める作用も認められています。
インスリン分泌を促進しますが、インスリンの作用を介さずに細胞内に入り血糖に影響を与えないなどの特性をもっているので、医療用として糖尿病患者のエネルギー補給に用いられます。
キシリトールが添加されているガム、キャンディー、
チョコレートなどの菓子類
  
キチン・キトサン キチンは、かに、えび、オキアミなどの殻、いかの軟膏、いなごの外皮、きのこ類、チーズなどにも分布する動物性の食物繊維。
キトサンはキチンを薄い酸に溶けるように化合し、利用しやすくしたものです。健康補助食品として市販されているチキン・キトサンは、かにの殻を主原料につくられています。
キチン・キトサンには多彩な効能があります。その第一が、過剰な塩分を吸着して対外に排出し高血圧を防ぐことです。また肝臓で作られる胆汁酸の排泄を促し、血中コレステロールを下げる作用もわかっています。また、免疫活性を高め、ガン抑制作用を高め、再発、転移の防止にも有効です。
えび・かになどの殻、きのこ類、いかの軟膏、
チーズ、いなごの外皮
キチン・キトサン
ギムネマ酸 インド、東南アジアに自生するギムネマ・シルベスタというつる性植物の葉から抽出される成分です。この植物はインドでは2500年も前から糖尿病の治療薬として用いられてきました。現在、ギムネマ酸には、血糖の上昇抑制作用、ブドウ糖の腸管吸収を抑制する作用があることが明らかになっています。血糖値を下げる作用はないので、低血糖の心配がなく、糖尿病の治療薬として期待されます。市販のギムネマ茶の飲用では、便秘や肥満に効果があるとされます。 一日の目標摂取量 1mg
ギムネマ茶(湯飲茶わん1杯分 中 1.56mg)
ギムネマ茶
ギンコライド イチョウの若木の葉や根に含まれる成分です。脳に作用して抹消血管を拡張させる、血液の粘度をを下げる、血流を改善する、有害物質である乳酸の濃度を下げるなどの働きがあり、動脈硬化、血行障害、老人性痴呆症、耳鳴り、難聴に有効だとされます。また、アレルギーやぜんそくの原因となったり血管を詰まらせる血小板活性化因子が血管の組織にとりつくことを阻止するのでアレルギー症状を改善するといわれています。 イチョウの若木の根や葉 イチョウの葉エキス
グリシニン 大豆は良質のタンパク質を多く含みますが、グリシニンは、そのタンパク質の約50%を占める成分です。大豆タンパクは、動物性タンパク質に比べてはるかに低コレステロールなので多めにとっても安心。胆汁酸の合成やコレステロールの排泄が促進される。 大豆、大豆製品、大豆タンパク製品 大豆サポニン
グリチルリチン 甘草の根に含まれる成分。甘草の消炎、解毒作用の主体となっているのがこのグリチルリチン酸です。ほかに抗アレルギー作用、抗ウイルス作用、肝機能増強作用があります。また、エイズウイルスやがんに有効だという報告も出ています。 甘草(マメ科)の根 甘草
グルカン 抗ガン性が認められている不消化性多糖類。きのこに含まれるβ−グルカンは、特にその作用が顕著で注目されています。ほかに酵母に含まれるイーストグルカンにも同様の作用があります きのこ類 アガリスク茸
クルクミン ターメリック(ウコンの根の部分)の成分の70%を占める黄色の色素。ターメリックはカレー粉に欠かせない香辛料で、たくあんの色づけにも用いられます。クルクミンは肝臓の細胞を活性化させるほか、体内で強力な抗酸化物質に変わり、大腸がんや肺がんなどを抑制することが確認されています。つまり、カレーを食べれば、その抗酸化作用によってがん予防が期待されます。また、免疫力を高めるインターロイキンチという物質をふやし、がんを抑えます。 カレー粉、ウコン茶 ウコン茶
グルタチオン 酵母、まだら、ブロッコリーなど動植物組織や微生物に広く存在しています。放射線に対する防御、発ガン物質の解毒、アルコール性脂肪肝の予防にはたらきます。これは、グルタチオンが細胞の機能を低下させる活性酸素や過酸化脂質などを除去し、細胞の老化を防ぐからです。これにより、肝臓の機能も改善することもわかっています。 牛レバー、まだら、赤貝、
ほうれん草、ブロッコリー、
酵母
  
グルタミン酸 昆布などの海藻類やうま味調味料の成分として含まれているアミノ酸。脳の機能を活性化し、知能を高めることで知られています。ほかに精神分裂症やぼけの治療にも効果をあげています。ただし、長期の大量摂取によって不眠、幻覚などの症状がでることが報告されています。 昆布   
グルテンペプチド 通常は小麦グルテンのことをいい、穀類、特に小麦粉に多く含まれる。鎮痛作用のほか、血圧の低下、胃液の分泌、食事の量を増加させる作用もあり、やせすぎの人の症状改善にも役立ちます。 小麦粉、パン、めん類など、
小麦粉を使用した加工食品
  
コラーゲン 動物の関節など、結合組織に多く含まれるタンパク質の一つ。コラーゲンは細胞や組織をつなぎ、機能の活性を促し、皮膚や骨、目の老化を防止します。また、血管に弾力を与えて丈夫にする、血小板と反応して出血を早く止めるなどの作用もある。さらに、免疫機能を強化しがん細胞を抑制する機能もある。 鶏手羽、ガラ、胸肉、砂肝、レバー
牛すじ、豚ひき肉、豚足、豚耳、
スペアリブ、マトン、かれい、えび、
ふかひれ、貝類、どじょう、なまこ
  
コリン 体内でアミノ酸から合成される水溶性のビタミン様物質。コリンは、血管を拡張させて血圧を下げる作用をするアセチルコリンの材料となっている。よって、十分なコリンがあれば高血圧を予防できる。また細胞膜を構成するレシチンという脂質の成分にもなる。レシチンは血管壁にコレステロールが沈着するのを抑制したり、肝臓に脂肪が蓄積しないように働くので、コリン不足は動脈硬化や肝硬変を招く要因になる。この他、コリンは神経細胞の成分でもあり、脳の記憶形成を助ける働きをしている。 豚レバー(50g中321mg)、
鶏卵(50g中260mg)、
牛レバー(50g中180mg)、
大豆(30g中85mg)、
ささげ(30g中75mg)、
えんどう豆(30g中70mg)、
牛肉(80g中65mg)、
豚肉(80g中60mg)、
豆腐1/2丁(150g中50mg)、
さつまいも(100g中40mg)
(これらコリンを含む食品から摂取するほか、卵黄や大豆、精白米などに含まれるレシチンからも体内で合成されま
す。)
  

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